HGS気泡混合土工法
High Grade Soil Method
NETIS(登録番号 KT-980397-V)事後評価工法
HGS気泡混合土工法の概要
HGS気泡混合土工法は、発生土に水とセメント等の固化材を混合して流動化させたものに、気泡を混合して軽量化を図った気泡混合軽量土です。通常の土砂に比べて軽量なので、地盤などに与える荷重を軽減することができます。
さらに、泥土などの低品質な土も利用することができ、発生土のリサイクルに有効です。

気泡発生状況
HGS気泡混合土工法の特長
- 軽量性
湿潤密度を6.0~12.0kN/m3の間で任意に設定が可能です。 - 施工性
ポンプ圧送が可能で、転圧・締固めが不要なため施工効率が向上します。 - 強度特性
一軸圧縮強さを1000kN/m2程度までの範囲で設定できます。 - 流動性
高い流動性を持ち、形状の複雑な箇所でも施工可能です。 - 発生土の有効利用
各種の発生土を有効に利用すること可能です。

HGS気泡混合土の製造方法

HGS気泡混合土の用途
- 軽量性および流動性を利用した拡幅盛土
- 軽量性および流動性を利用した基礎下埋戻し工

- 軽量性を利用した橋台背面埋戻し工

配合例
ハイグレードソイル研究コンソーシアムより引用
| 発生土 | 気泡混合土の性状 | 気泡混合土の配合 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 土質区分 | 土質名 | 湿潤密度 | 一軸圧縮強さ | フロー値 | 含水比 | 固化材量 | 気泡量 |
| (kN/m3) | qu28 | (mm) | (%) | (kg/m3) | (L/m3) | ||
| (kN/m2) | |||||||
| 第2種 発生土 |
山砂 | 8.0 | 300 | 174 | 120 | 200 | 526 |
| 10.5 | 400 | 186 | 105 | 200 | 362 | ||
| 12.0 | 700 | 194 | 105 | 200 | 256 | ||
| 12.0 | 300 | 162 | 70 | 100 | 290 | ||
| 第3種 発生土 |
ローム | 6.0 | 200 | 145 | 410 | 200 | 613 |
| 8.0 | 500 | 198 | 400 | 200 | 427 | ||
| 8.0 | 200 | 245 | 400 | 100 | 270 | ||
| 10.5 | 500 | 197 | 300 | 100 | 176 | ||
施工事例
- 工事概要
道路造成に伴う軽量盛土工事として行われ、地下構造物(鉄道)に近接しているため土圧の低減を目的とした工事です。 - 工事数量
工 種 数 量 備 考 気泡混合土 5,950m3 γ=8kN/m2、qu=400kN/m2 - 配合表
泥水 セメント 空気量 計 重量(kg) 530.89 240.00 0.00 800.00 体積(l) 338.79 78.94 582.27 1000.00 比重 1.567 3.040 0.000 0.800
- 断面図

工事写真

打設状況

固化後
